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ゆっくりしていってね!!! _,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_-''" `''> ゆっくりしていってね!!! <ヽ  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ __ _____ ______ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', ir-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .||`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i |,' ノ !'" ,___, "' i .レ' L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| ( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ 東方関連動画や、MUGENで大活躍中の愛くるしいイキモノのようなナマモノ。 左の黒い大福が「ゆっくり魔理沙」といい、右の紅白の饅頭が「ゆっくり霊夢」だ! 幻想郷にこの2人と似ている紅白巫女と普通の魔法使いがいるが、そいつらは偽物だぞ! MUGEN動画では凄まじい能力を持っているが、本人曰くカンフーマン(MUGENに入っている最初のキャラクター)でも倒すことができるらしい。 ののワさん、たこルカと共に誤算家と呼ばれている。 【把握?参考動画】 [棒歌ロイドオリジナル] もっとゆっくりでいいよ [ゆっくりしていってね] http //www.nicovideo.jp/watch/nm4909432 ゆっくりれいむとおさいせん箱 http //www.nicovideo.jp/watch/nm4933623 mugen ゆっくり魔理沙が暴れるようです http //www.nicovideo.jp/watch/sm2344613 mugen ゆっくり霊夢がパワーアップしたようです http //www.nicovideo.jp/watch/sm2385968 MUGEN と ゆっくりしていってね!!! の きーわーど で ゆっくり けんさくしていってね!!!
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音楽:ゆっくりしていってね!!! http //www.nicovideo.jp/watch/sm2731089 曲データ 作詞・作曲・編曲:今日犬(ジャムおじさんP) 歌:初音ミク ゲームにおける「ゆっくりしていってね!!!」 第3部ローラント城スネークルートにて、エクスデスに捕まったスネーク達が強化ゆっくりに襲われるシーンの曲。 激しいロックのリズムと共にミクがゆっくりの呪いにより段々とゆっくり化していく一連のシーンは一部の人にはトラウマになるかもしれない。
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_,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_-''" `''> ゆっくりしていってね!!! <ヽ  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ __ _____ ______ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', ir-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .||`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i |,' ノ !'" ,___, "' i .レ' L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| ( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ 名前:ゆっくりしていってね!!! 性別:女? 原作:東方Project二次創作 AA:2ch/元ネタ有り/ゆっくり/ゆっくりその他/ゆっくり:博麗霊夢 初出は不明ながら、いつの間にか2ちゃんねる東方スレで発生し流行していたアスキーアート。 東方Projectの霧雨魔理沙(左。ゆっくり魔理沙)と博麗霊夢(右。ゆっくり霊夢)を デフォルメして、全く別のキャラクターとなっている。亜種?もものすごく多数確認されている。 格闘ゲームツールM.U.G.E.Nとも縁が深いキャラで、当時流行していたMUGENに 「SofTalk」などの読み上げツールが用いられたキャラが投入されると、これが広く認知される。 そこからゆっくりを始めとした読み上げツール+キャラ絵実況が発展していき、 ゆっくりを使用したもの自体すら現在も一部生き残っている。 キャラ紹介 やる夫Wiki Wikipedia アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 パルスィは宿を繁盛させたいようです オリジナル 12人目の常連客(?)ダイジョーブ博士によって生み出された 常 まとめ 予備予備2 wiki 安価 完結 マスターやらない夫 オリジナル 店のマスコットふらんの創造した愛玩動物 常 まとめ 予備rss やる夫Wiki 完結 できる夫がバトロワな修学旅行へ行くようです バトル・ロワイアル BR法プログラム推進委員会委員長(霊夢)と副委員長(魔理沙) 準 まとめ 完結 やる夫で学ぶJリーグの旅 学ぶ(サッカー) 作品の進行役だが、たまに役を奪われることも 準 まとめ 不定期連載 コミュ障のやんねえ香は仲間を求めるようです オリジナル モンスター、ほぼ無害だがすごくウザい 脇 R-18 完結 やる夫のダンジョンマスター ダンジョンマスター ダンジョンの食料担当モンスター、スクリーマー役 脇 まとめ 予備予備2 完結 キル穂は破壊神のようです。 勇者のくせになまいきだ ニジリゴケ役(ゆっくりゴケ)、最弱モンスターで全ての養分の源 まとめ 完結 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考 [登録タグ] 二次創作キャラ 人外 東方Project 複数キャラクター
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虐待分と言えるようなものはないかもしれません 虐待お兄さんと愛でお兄さんが出ますが虐待したり愛でたりすることはありません というかそもそも、どんなジャンルに分類されるかもわかりません ↓では、ドウゾ 「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」 畑仕事を終えた帰り道、聞きなれた声が森に唱和する。 ふと目を向ければ、そこにいるのは当然、ゆっくりだ。 れいむとまりさのつがいが二組、道行く途中で出会って挨拶を交わしたようである。 なんでもない日常的な風景だ。俺は無視して歩き出した。 ここで近所の虐待お兄さんなら「ヒャッハー!」と有無を言わさず捕獲にかかるのだろうが、俺はそんなことしない。 あんな饅頭虐めて何が楽しいんだろうかと思う。うるさいだけじゃないか。 かといって、俺はゆっくりを愛でる趣味もない。ゆっくりに関わるといえば、畑を荒らしたやつを駆除するときくらいなものだ。 なのだが、ちょっと今回は事情が違った。 「「ゆっくりしていってね!!」」 「ゆっくりしてるよ! れいむとまりさはどこからきたゆっくりなの?」 「このへんじゃみなおかおだね!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 「ゆゆっ! ゆっくりしてるよ! だからどこからきたのかおしえてね!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 「ゆぅ~! だからゆっくりしてるってば!」 「いいかげんにしてね! おはなしきいてね!」 何やら言い争いになっている。 どうも、新参のゆっくりに前からいた古参のゆっくりが怒っているようだが、どうしたんだ? ゆっくりにとって、「ゆっくりしていってね!」という言葉は挨拶以上のものを持つものだと聞いている。 人間風に言えば、スローガンというかポリシーというか信念というか。 ゆっくりは、ゆっくりできないこと、を何よりも嫌う。その顕れである言葉ではないのか? それを繰り返されるのがそんなに嫌なのだろうか。 とうとう、古参まりさは顔を真っ赤にして飛び跳ね始めた。 「ゆぅぅぅぅ!! れいむたちとはゆっくりできないよ!!」 「「ゆ?」」 そこで初めて、新参ゆっくり達は首、もとい頭を傾げた。 「「ゆっくりできないの?」」 「ゆっ……!! ゆっくりできないわけないよ!! まりさはゆっくりしてるよ!!」 「れいむもゆっくりしてるよ!!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 「「ゆゆぅぅぅぅぅ~!!!!」」 何故か悔しげに地団太(?)を踏む古参ゆっくり達。 ……ワケが分からん。 あの二匹はただ「ゆっくりしていってね!!」と言っているだけなのに、何をそんなに怒っているのか。 「「ゆっくりしていってね!!」」 「うるざいよぉぉぉぉ!! れいむたちはもうどっかいってね!!」 「「ゆゆーっ!!」」 とうとう古参達が体当たりをし始めた。新参達は反撃するでもなくされるがままだ。 「「ゆっくりしていってよー!! ゆっくりー!!」」 「うるさいよ!! ゆっくりしてるよ!!」 「ゆっくりできないのはれいむたちのほうだよ!!」 攻撃が段々苛烈になっていく。 ……うーむ。 ゆっくり同士の喧嘩など、普段は珍しくもないのだが、なんだか今回は事情が違う気がする。 ちょっと興味が湧いてきたのだ。俺は事情を聞いてみることにした。 とりあえず声をかけてみよう。 「まぁちょっと待てお前ら」 「「「「ゆゆゆゆっ!!!!」」」」 びっくりした反応は全部一緒だった。 だがその後が違う。 「ゆゆっ! にんげんだよっ! にげるよれいむ!」 「ゆっくりできないよー!」 これは古参ゆっくり。 「ゆっ! おにいさんはゆっくりできるひと?」 「ゆっくりしていってね!」 これは新参ゆっくりだ。 古参は人間である俺を恐れているが、新参はそんな様子は微塵もない。よほど人里離れた場所からやってきたのだろうか。 「いや別に取って食いやしねーよ。お前達が喧嘩してたみたいだから、気になったんだ。一体全体、どうしたって言うんだい」 身を屈めて視線を低くしてやりながら、俺は訊いた。 口を開いたのは古参ゆっくりだった。 「ゆゆっ! あのこたちうるさいんだよ! ゆっくりしていってねってなんどもいうの!」 「れいむたちはゆっくりしてるのに!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 ゆっくり、という言葉に反応したのか、新参達が声を上げる。 「「だからうるさいよぉぉぉ!!」」 もう我慢できないのか激昂する古参達だが、その姿はどう見てもゆっくりしていない。 「お前ら、ゆっくりできてないじゃないか」 「ゆゆっ!? そんなことないよ」 「なんでそんなこというのぉぉぉ!?」 「だって、ほれ」 すぐさま突っかかってきた二匹を、新参ゆっくりのほうに見せてやる。 「「ゆ??」」 いきなり注目を浴びた二匹は、可愛らしく首をかしげるばかりで、どうして自分が見られているのか全然分かっていない様子だ。 知恵のついてない子供みたいな反応だが、それだけにむしろ泰然としたものまで感じさせる。 「ほら、あんなにゆっくりしてるだろ」 「「ゆううううううう……!?」」 反論が出ないあたり、この二匹も新参ゆっくりのゆっくりっぷりを感じ取ったのだろう。 「な? だからゆっくりできないのはお前らなんだって」 「ゆぅっ! ちがうよ! まりさはゆっくりできるゆっくりだよ!」 「そうだよ! あれはどんかんっていうんだよ! あんなにゆっくりしてちゃれみりゃにたべられちゃうよ!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 「「だからうるざいよぉぉぉぉぉ!!」」 できてねーよ。ゆっくりできてねーよ。 どうも、古参達は自分達こそがゆっくりできるゆっくりだと思っているのだが、しかしあの新参ゆっくりの真のゆっくりの前に、自信喪失寸前のようだ。 余裕のない態度がその表れであろう。 「まぁ、大体事情は分かった」 とりあえず俺の手に負えないってことは。 「とりあえず、俺の家にでも来るか。飯くらいは食わせてやる」 このまま放置しても良かったが、そうすると新参二匹がまた襲われてしまいそうだ。 ゆっくりなどどうでもいいことに変わりはないのだが、この二匹のことをもうちょっと知りたくなった。 あまりのゆっくりっぷりに癒されつつあったことも、まぁ認めよう。 「ゆ! ごはん! おにーさんのいえにつれてってね!」 「ゆっくりはやくね! ごはんー!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 古参二匹のふてぶてしさは正にゆっくりらしい。新参二匹も、どことなく声のトーンが上がっている。 俺は四匹を腕に抱きかかえると、家路についた。 その途中、談笑している虐待お兄さんと愛でお兄さんに遭遇する。 ……趣味が相反していそうな二人が、やたら仲が良さそうなのに驚く人もいるだろうが、別におかしなことではない。 他はどうだか知らないが、この愛でお兄さんは自分の飼っているゆっくりだけに愛情を注いでいるのだ。 それを偏愛だの差別だのという奴はまさかいないだろう。人間とて、飼い犬と野犬に注ぐ愛情には天と地ほどの差があろう。 犬とゆっくりの立場が置き換わっただけだ。だから愛でお兄さんも、実際はただのゆっくりを飼っているだけの人と言えよう。 もっとも、十数匹も飼って育てている時点で、既に普通ではないが。 「やぁ、どうも」 「これはこれは、とうとうあなたもこの道に……」 「違いますやりませんあんたと一緒にしないでください」 きめぇ丸もかくやという顔で擦り寄ってきた虐待お兄さんを遠ざける。 ちなみにこの虐待お兄さんは、何の変哲もない普通の虐待お兄さんである。 「そうですか。残念です。しかしそれならば何故ゆっくりを?」 「ええ、実はかくかくしかじか」 「まるまるうしうしということですね。なるほど」 日本語って便利だ。 「というわけで思わずこうして連れてきてしまったんですが、どうしたもんでしょうか。 このまま離してもこっちがこっちを虐めちゃいそうで、なんか後味悪いんですよね」 ふむふむとお兄さんズは頷きあったあと、「ならばこうしてみると良いでしょう」と提案してきた。 俺は二人に礼を述べると、再び家路についた。 十分も歩けば我が家だ。 「ただいまー!」 一人暮らしなので迎えてくれる人は誰もいないが、一応言う。 「「ゆっくりしていってね!!」」 今度先に反応したのは新参ゆっくりのほうだ。『おかえり』のニュアンスでも含んでいるのだろうか。 「ゆゆ! とってもきれいなおうちだよ!」 「ここをまりさたちのゆっくりぷれいすにしようね!」 当然、こちらは古参ゆっくりである。別に気にすることはない。これがゆっくりという生き物だ。 俺は足の泥を払って、四匹を空き部屋に放り込んだ。壊されるようなものも特にない。 「それじゃあゆっくり待ってろよ。今メシ作ってきてやるからな」 「ゆっくりはやくね! まりさはおなかがすいたよ!」 「おいしいものたべさせてね!」 「「ゆっくりつくっていってね!!」」 最早どちらがどちらだとわざわざ説明する必要もあるまい。 俺は台所で余り物の野菜と冷えたご飯を適当に炒めてやった。まあ、野生のゆっくりにはそこそこ美味い飯になるだろう。 大皿二つに分けて持っていってやると、そこでは案の定の光景が繰り広げられていた。 古参二匹は、そこら中を跳ね廻っている。キャッキャと実に楽しそうだ。 新参二匹はというと、縁側のほうで寄り添いあって日向ぼっこをしている。猫か老人を思い浮かべる。 「ほら、飯だぞ」 部屋の真ん中に皿を置いてやると、古参ゆっくり達は早速飛びついてきた。 「ガツガツガツガツッ!!」 「うめっ! めっちゃうっめ!」 よほど飢えているのか、凄まじい食いっぷりだ。 ものの数分ですっかり皿は空になってしまった。 「ゆぅ~ん、おなかいっぱいだよー!」 「おしかったよ! ありがとうおにいさん!」 そう感謝されては、こちらも少しは嬉しい気分になる。 「はいはい、おそまつさま。それにしてももうちょっとゆっくり味わって食えよ」 「ゆっ! だっておいしかったんだもん!」 「まぁそれならいいが……」 言いながら、もう一つの皿のほうに目を向ける。 「むーしゃ♪ むーしゃ♪ しあわせ~」 「むーしゃ♪ むーしゃ♪ しあわせ~」 新参二匹は、実にゆっくりと食事を楽しんでいる。 「どうだ。美味いか」 「ゆっくりおいしいよ! ゆっくりたべるよ!」 「そうか、まぁゆっくり味わってくれ」 「ゆっくりあじわうよ! むーしゃ♪ むーしゃ♪」 見るものが幸せになってくるような、和やかな食事風景である。 ふと見れば今食事を終えたはずの二匹まで、また涎を垂らしているではないか。 「もっとゆっくり食えば良かったのにな」 「「ゆぅぅぅぅぅ~~~~~~~……!!」」 二匹は心底悔しそうであった。 食後も、二組の違いは明確に分かれていた。 古参は、食べてすぐだというのにまた遊び始めている。元気なことだ。まぁそのくらいじゃないと野生では生きていけんのかもしれん。 新参のほうは、部屋の隅のほうで寄り添いあって眠っている。牛になるぞ。 「ほら、次は水浴びさせてやる。こっち来い」 俺は古参を呼び寄せ、新参を起こしてやると、裏の水場に連れていった。 二つの大きめな桶に水を張り、それぞれの組を入れてやる。 「ゆっゆー! ぷしゅー♪ ぷしゅー♪」 「ゆーん! つべたいよれいむー! おかえしー♪」 古参は実に楽しそうに遊んでいる。 「ゆ~……ごくらく~」 「ゆっくりできるよー」 対してこちらは、まるで湯治場のジジイである。お前らほんとにゆっくりか……いやゆっくりだな。ゆっくりしてるし。 まるで子供と老人を見ているかのようである。 水遊びのあと、俺は元の部屋に戻り、四匹を前にして座った。 「どうだ。折角だし、今日は泊まっていくか」 四匹はいっせいに色めきたった。宿の心配はやはりあったのだろう。 「ゆっくりとまっていくよ!」 「ゆっくりしていくね! おにいさんもいっしょにゆっくりしてね!」 新参達は素直に喜びを表現している。 対して古参達は、 「とまっていくよ! でもそのこたちとはへやをべつにしてね!」 「そのこたちとはゆっくりできないよ! ゆっくりおねがいだよ!」 と言った。 「「ゆゆぅ!」」 新参達は傷ついたような顔をする。それはそうだろう。こいつらはただ一緒にゆっくりしたいだけなのだ。 「おいおい、酷いこと言うなよ。同じゆっくりだろ」 「ゆ! だってゆっくりゆっくりうるさいんだもん! そんなんじゃゆっくりできないよ!」 「ゆっくりすることが、お前達ゆっくりにとって一番大事なことだろ?」 「そうだけど……でもずっとゆっくりしてても、ごはんはとれないし、れみりゃからもにげられないよ!」 「ゆっくりするにも限度があるってことか?」 「ゆ! そのとおりだよ! ゆっくりしてばかりじゃゆっくりできないんだよ!」 日本語として何かおかしい気もするが、なるほど、実にもっともだ。 明日のゆっくりのために、今日のゆっくりを敢えて捨てる。捨てなければならない。悲しいけど、これ、現実なのよね。 ゆっくりだけでなく、人間にも通じる考え方であろう。 だが。 だがしかし、だ。 「それで、お前達は本当にゆっくりしていると言えるのか?」 「「ゆっ!?」」 俺は言った。目の前の二匹が、あまりにも哀れに思えたからだ。そしてそれが、自分や他の人間と重なったからかもしれない。 「ご飯を食べられればしあわせー♪だろうし、寝床にありつけばゆっくりできるだろう。 でもそれだけで、本当にゆっくりしているって言えるのか?」 「「どういうことぉぉぉぉ!?」」 「例えばの話、もしお前達が人間に捕まって、たくさんご飯をもらえたとするだろう。ゆっくりできるか!」 「ゆ! それはうれしいことだよ! ゆっくりできるよ!」 「目の前でたくさんの仲間達が、ご飯をもらえずにゆっくりしていても?」 「「ゆぅっ!?」」 その光景を想像したのだろう、二匹の顔が蒼白に染まった。 野生というだけあって、飢えの苦しみも知っているだろうから、まざまざと想像できたに違いない。 「掴まって狭い檻に入れられて、ゆっくりできるか? 確かにれみりゃからは襲われないし、安全だろうけど」 「ゆ、ゆぅ……」 「逆に、だ」 一拍置く。 「もし食べ物が足りなくても、もし安全な寝床がなくて……となりに大切な友達がいれば、ゆっくりできるんじゃないか?」 「「ゆゆっ……!!」」 二匹はお互いの顔を見合わせた。やはり、そんな経験があるのだろう。 苦しいときも支えあい、生き延びてきた、そんな経験が。 「そう、ゆっくりできるかどうかは、食べ物や寝床のあるなしじゃない。安全かどうかでもない。 一緒にゆっくりしたい誰かがいるか、そして何より『ゆっくりできている』と心から思えているか……そうなんじゃないか!?」 「「ゆ゛ーーーーーーーーー!!!!!!」」 ガァ────z______ン!!!という書き文字を頭から浮かべて、二匹は硬直した。 「お前達の今日の姿を見ていて、俺は思ったよ。 お前達はゆっくりできていなかった。それは、自然で生き抜くために、必要な在り方だっ。だから仕方ないとは思う。 だがな、見ろ」 俺は二匹を、新参ゆっくりのほうに向けてやる。 二匹はまたも注目を浴びて戸惑っていたが、やがて言った。 「「ゆっくりしていってね!!」」 まるで太陽のような明るい笑顔で。 「心にゆとりのある生き物……なんと素晴らしいことか! いつもどんなときも、自分がゆっくりできているからこそ、あの二匹はあんなことが言えるんだ。 自分がゆっくりするだけでなく、他の人もゆっくりさせてあげたいがためにな」 「ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、ゆぅぅぅぅぅう!!!」 「ゆっぐりじだいよぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 とうとう、二匹は泣き出してしまった。 新参達を見て、在りし日の姿を思い浮かべてしまったのだろう。 無邪気に遊べていた子供時代、何も心配することも恐れることもなかったあの懐かしき日々。 ああ、それを一体どこに置いてきてしまったのか……とか、そういうことを。 「ゆっ、ゆっくりしていってね!」 「なかないでね! いっしょにゆっくりしていってね!」 慌てたのは新参二匹だ。まるで自分が泣かせてしまったかのように思っているのだろう。 「ゆっぐりじだいよぉぉぉぉぉぉ!!!」 「ゆっぐりざぜでえええええええ!!!」 しかし古参二匹はさらに泣き叫ぶばかりだ。ああ、そろそろうるさくなってきたぞ。 「いや、やってますな」 「やぁ、こんばんわ」 そんな折、虐待お兄さんと愛でお兄さんがやってきた。 「どうなりましたか? まぁ、これを見れば大体分かりますが」 「ええ、言ったとおりでしたよ」 愛でお兄さんと言葉を交わす。 お兄さんズは俺にこう言ったのだ。『どちらがゆっくりできているか観察し、そしてそのことをちゃんと言ってやればいい』。 その結果、古参は自分達がゆっくりできていなかったことを悟り、こうして泣き叫んでいる。 こうしてやれば、もはや古参達は新参達を虐めることはできまい。自ら敗北を認めてしまったのだから。 だがよく考えてみれば、根本的解決にはなっていない気がする。 新参ゆっくり達を野に放てば、どうせ他のゆっくりに虐められるに違いないからだ。 などと考えていると、虐待お兄さんが泣き叫んでいる二匹に近づいていった。ああ、また始まった。 「やぁ君達! ゆっくりしたいのかい?」 「ゆっぐりじだいでずぅぅぅぅぅぅ!!」 「ゆっくりさせてあげようか?」 「ゆっぐりざぜでぐだざいぃぃぃぃ!!」 虐待お兄さんはにんまりと笑う。 「そうかそうか! ではお兄さんの家でゆっくりさせてあげよう! まずはこの中に入りなさい」 と、二匹を麻袋の中に招き入れた。既に中で何かが蠢いていることについては突っ込むまい。 「ちょろいもんだぜ」 と唇の端をゆがめるお兄さんはどう見ても悪人である。 「ヒャア! 我慢できねぇ! 虐待だ!」 そしてそう言って、挨拶もなしに俺の家を飛び出していった。 「あーあ」 「行ってしまいましたね」 やれやれ、と愛でお兄さんと苦笑する。あの二匹は、もう永遠にゆっくりできないことであろう。死ぬまで。 「あれ? こっちは残していったんですね」 新参ゆっくりは、まるで旋風のように去っていった虐待お兄さんに目を丸くしている。 「ああ、彼はそのゆっくりには興味ないんですよ」 「というと?」 「真にゆっくりできているゆっくりは、虐めても良い反応を返しませんからね。レスポンスがないとつまらないと、そういうことでしょう」 「ふぅむ」 虐待お兄さんにも虐待できないものがあったとは。いや、というか、単にサドいだけか。 「「ゆゆっ!! ゆっくりしていってね!!」」 こちらの視線に気づいて、二匹がいつもの声を上げた。すると愛でお兄さんが近づき、二匹を抱き上げる。 「うん、ゆっくりしていくよ」 「「ゆっくりしていってね!!」」 優しく抱かれて、二匹とも嬉しそうである。 「飼うんですか?」 「ええ。このゆっくりは珍しいですからね。うちのゆっくりの、遊び相手にさせたいと思います」 珍しいねぇ。そんなに特殊なゆっくりなんだろうか。 「そんなに珍しいものなんですか? これ。見た目は普通のゆっくりと変わらないように見えますが」 「まぁ、ゆっくりであることに変わりはないんですが、ここまでゆっくりできているゆっくりとなると、中々いませんね。 今のゆっくりは、人や動物に襲われ続けて、警戒心が強くなってますから」 「つまり、昔はこのようなゆっくりが主流だったわけですか」 「ええ。ゆっくりたちは、生き残るために、ゆっくりすることを敢えて捨てて、今のようになったのです。世知辛い話ですね」 生き残るために、ゆっくりはゆっくりすることをやめた。 それでも『ゆっくりしていってね!』と言われて思わず立ち止まってしまうのは、種として誕生したときからの本能なのだろう。 そう考えると、ゆっくり達が少しだけかわいそうに思えてきた。 ゆっくりも、人間達と同じなのだ。生きるために働き、心のゆとりを喪っていく。 俺は目の前の二匹に、何か大切なことを教えられた気がした。 次の日から、俺はゆっくりに少しだけ優しくなった。 道端で声をかけられたら、ちゃんと『ゆっくりしていってね!』と返すようにしている。 ゆっくり達もまた、現代社会の犠牲者なのだ。それを無闇に蹴り飛ばすこともないだろう。そう思った。 ゆっくりにも、できるだけゆっくりしてもらいたいと、俺はほんの少し思うのだ。 ──ま。 だからって悪事を働いていい理由にはならないので、俺の畑を荒らしたやつは例外なくブチ殺すようにしているがね。 あとがき 虐待スレも、思えば遠くへ来たもんだ。 初期作品を読んでいたら、こんな話が出来上がっていました。 純粋なのも、ふてぶてしいのも、憎たらしいのもいいじゃない。ゆっくりだもの。 あと、いい加減自分に名前をつけることにしました。 好評を博して頂いている『焼き土下座』から名前を取り、これからは土下座衛門と名乗らせていただきます。 今後ともよろしくお願いいたします。 今までに書いたもの ゆっくり実験室 ゆっくり実験室・十面鬼編 ゆっくり焼き土下座(前) ゆっくり焼き土下座(中) ゆっくり焼き土下座(後) シムゆっくりちゅーとりある シムゆっくり仕様書 このSSに感想を付ける
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小見出し 【登録タグ AA ゆ】 _,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_ " `> ゆっくりしていってね!!! < ヽ  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ __ _____ ______ | ノ ヽ、ヽr-r "´ (.__ ,´ _,, -´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 _,.!イ_ _,.ヘーァ 二ハ二ヽ、へ,_7 r ´ ヽ、ン、 rー 7コ-‐ "´ ; , `ヽ/`7 , ==─- -─== , i r- ァ "´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | !イ´ , | /__,.!/ V 、!__ハ , ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| `! !/レi (ヒ_] ヒ_ン レ i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | , ノ ! " ,___, " i .レ L. ,. ヽ _ン L」 ノ| .| ( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ ゆっくりしていってね!!!【ゆっくりしていってね!!!】 東方Project関連のスレに貼られるAA。東方以外のスレに貼られることもある。 コメント 名前 コメント
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お日様が暖かいので、昼食後に散歩することにした。 一人でぶらぶら歩くうちに、ふと見ると道の向こうからゆっくりがやってくる。 水色の髪の毛に、赤目と碧眼のオッドアイ。 それに、ミニチュアのビニール傘が、どういう原理かゆっくりの側をふよふよと浮遊していた。 見たことない種類のゆっくりだ。 ゆっくりは一瞬あとに俺に気づき、さもにこやかそうにすり寄ってきた。 そして、胸をふんぞり返らせ、 「びっくりしていってね!!!」 なんて言うか……そのかわいさにびっくりです…… ガシッ!!!!!!!!!!!! ギュー!!!!!!!!!!!! ナデナデハアハアナデナデハアハアナデナデハアハアナデナデハアハアナデナデハアハアナデナデハアハアナデナデハアハアナデナデハアハア ギュー!!!!!!!!!!!! ナデナデハアハアナデナデハアハアナデナデハアハアナデナデハアハアナデナデハアハアナデナデハアハアナデナデハアハアナデナデハアハア ギュー!!!!!!!!!!!! ナデナデハアハアナデナデハアハアナデナデハアハアナデナデハアハアナデナデハアハアナデナデハアハアナデナデハアハアナデナデハアハア 「……っくりしていってね!!!」 先ほどのゆっくりの声で我に返る。 どうやら俺は我を失っていたらしい。 「くるしいよ! はなしてね!」 ああ、ごめんごめん。 俺は力一杯ゆっくりにかましていたヘッドバッドを解放させた。 改めまして始めまして、こんにちは。 お互い呼吸を整える。 ゆっくりは、まだ自分の呼吸が荒いというのに話しかけてきた。 「おにいさん、こわかった?」 「うん。まあね」 自分の未知の部分が怖かったです。 すると、そのゆっくりは目を輝かせ、ぽよんぽよんと上下にはねて、とてもうれしそうだ。 「おにいさんはいいひとだね!」 そうしてゆっくりは、自分の使命を果たしたかのように、自分が元来た道を、本当にうれしそうにかえっていったのだった。 帰り際に、 「おにいさん、またね!!!」という言葉をのこして。 本当にかわいらしかったが、一体何だったんだろうか? 万年初心者 なでなでシーンから漂う犯罪臭がすごいなw -- 名無しさん (2009-09-13 22 09 12) 名前 コメント
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ゆっくり霊夢 「ゆっくりしていってね!!!」 ← 霧雨 魔理沙 ゆっくり霊夢 バトルドーム → キャラクター概要 肩書き:プレミアム→千鳥饅頭級 《Temperrance》Xiv.節制の意 <安定> 弱点が無い <緩慢> 攻撃力、敏捷性の効果が薄い ※説明記事の情報はゆっくりまりさ、ゆっくりれいむ両方のもの。 2007年後半~2008年初頭にかけて突如発生し、 瞬く間に一世を風靡したAA作品群。通称、饅頭。 主に東方projectのキャラを素材にしたものが多く、様々なバリエーションがある。 ぱっと見は「ゆっくりしていってね!!!と叫ぶ生首」と、 まさにシュールとしか言いようがないが、 そのなんとも言えない腹立たしさのある表情の虜になる者が続出した。 「かわいく見えると末期症状」とまで言われているが、初見でかわいく見える人もいるので深く気にしなくてよい。 ニコニコワールド中に登場するのは、よく見かけるゆっくりまりさとゆっくりれいむ。 (ただしパーティの文字数の関係上、ゆっくりれいむは「ゆっくり霊夢」と表記されている) どちらも元は電波塔だったが、おじいさんの手によって改良。 毒電波を撒き散らさない程度に抑えられていたが、おじいさんのところから逃げ出した。 天秤が反応するのはそのためと思われる。 また、改良が完全に終わっていないうちに逃げ出したため、再び毒電波を撒き散らすようになる…かもしれない。 なお、おじいさんはゆっくりのことを「ぷよぷよした体で~」と説明していたが、あの首だけの姿を体と言っていいのだろうか? 第十四幕ではゆっくりまりさとゆっくりれいむで魔理沙を落とし穴にはめて ゆっくりれいむは魔理沙をMUGEN動画に連れて行き、 第十七幕でそのままにこたろうと共に大会へと出場することとなる。 初登場時には女性陣にかわいがられていたが、 アレ子は第十五幕での発言がもとでゆっくりのマネをさせられ、 にこたろうは事あるごとに「ゆっくりしていってね!!!」とセリフを遮られたために、 ゆっくりと仲良くなれない。 第十八幕Bルートの説明に乱入し、にこたろうに連れて帰られたこともある。 一方、ゆっくりまりさは第十六幕で樹海にフッジーキのイベント中画面左上に出没している。 その後魔王軍に捕まって娘様と弾幕ごっこで遊んでいた。 戦闘能力(ゆっくり霊夢) 同時に加入した魔理沙と比べて防御力はあるものの、敏捷性が壊滅的に低くなっている。 初期装備の吹き出しを装備することにより、通常攻撃は先制できるもののそれ以外では全て後攻覚悟になるだろう。 装備品変更はできない。ゆっくりした結果がこれだよ!!! 能力は魔法タイプに寄りがちのようで、強力な特技を結構持っている。 しかしその分、MP消費が高く長期戦には向かないと思われる。 MUGEN内での戦闘は終了後自動回復があるので問題はないのだが…… あと、なぜか無限の残機とマキシムトマトが使える。 無限の残機は便利に見えて回復が1しかないので、運が悪いと復活させた途端にまた倒される。 行動順を考えて使いたい。 ただ、耐久力が決して低くない上に必ず後手になることを利用すれば先読みアイテムを使用するにもってこいのキャラである。 だけど、そんなことよりもゆっくりしていってね!!! 加入時のパラメーター LV 25 最大HP 214 最大MP 215 初期装備 種別 名前 メイン 吹き出し※ サブ 胴 頭 アクセサリ ※第二十幕の迷路で「スィー」を入手するとそれに入れ替わる 覚える技(ゆっくり) 覚えるLV 特技 消費MP 分類 属性 効果 対象 初期 ~していってね!!! 5 攻撃 敵単体 初期 ~した結果がこれだよ 18 攻撃 敏捷性ダウン 敵単体 初期 ゆっくりゆっくゆっく 33 攻撃 聖 無防備 敵単体 初期 ~しね! 58 攻撃 くたばり 敵単体 初期 ~できないね! 50 攻撃 敵全体 関連動画 ※登場BGMの元ネタ ※MUGENにおけるゆっくり霊夢 _,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_ -''" `''> ゆっくりしていってね!!! < ヽ  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ __ _____ ______ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 _,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', i r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | !イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| `! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | ,' ノ !'" ,___, "' i .レ' L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| ( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ しょだい ゆっくり まりさとれいむ コメント 文字数の都合かゆっくり霊夢になってたな -- 名無しさん (2008-09-23 01 36 28) 名前 コメント
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上海アリス幻樂団制作の東方Projectの登場人物の霧雨魔理紗と博麗霊夢のアスキーアート(AA)。 一般的なAAは以下のようなものになっている。 _,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_ t- " ` < ゆっくりしていってね!!! < ヽ  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ __ _____ ______ | ノ ヽ、ヽr-r "´ (.__ ,´ _,, -´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 _,.!イ_ _,.ヘーァ 二ハ二ヽ、へ,_7 r ´ ヽ、ン、 t rー 7コ-‐ "´ ; , `ヽ/`7 , ==─- -─== , i r- ァ "´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | !イ´ , | /__,.!/ V 、!__ハ , ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| `! !/レi (ヒ_] ヒ_ン レ i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | , ノ ! " ,___, " i .レ L. ,. ヽ _ン L」 ノ| .| ( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ 極師団においては、キャンプなどでたまに「ゆっくりしていってね」と言う。 もしくはノックアウトを食らってゆっくりしねってされた時。
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「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていっでね!」 散歩中に突然の夕立に襲われた俺が近くの穴ぐらの中に身を隠すと、そこには2匹のゆっくりがいた。 1匹は金髪黒帽子が特徴的なゆっくりまりさと呼ばれるゆっくりで空気を吸い込んで頬を膨らませている。 もう1匹は黒髪赤リボンのゆっくりれいむで、現在出産の真っ只中らしく産道が開いている。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりぃ~・・・」 つがいが出産の真っ最中だと言うのにまりさは俺のほうを向いて頬を膨らませている。 一般にこういう自分を大きく見せる行動は威嚇を意味するが、まりさは「ゆっくりしていってね」と言っている。 ならば、愛するパートナーを無視してでも俺に声をかける理由はなんだろうか? 「ああ・・・そうか」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりぃ~・・・!?」 こいつらにとって誰かをゆっくりさせることは至上命題であると聞いたことがある。 つまり、雨に打たれてゆっくり出来ない俺を見過ごすことが出来ないのだ。 出産の最中にあってなお、俺に「ゆっくりしていってね」とれいむが言ったのが何よりの証拠だろう。 「だったら、ありがたくゆっくりさせてもらうよ」 「ゆっくりしていってね!?」 「ゆっくりぃ~・・・!?」 と言うわけで俺はまりさが膨れている理由を考え、その大きさが座るのに最適であることに気づく。 そして、まりさの厚意に感謝しながら、彼女の帽子を除けて頭に腰掛けた。 なかなかどうして、弾力があって悪くないすわり心地である。 「ゆっくりしていってね!?」 「ゆっく・・・りぃ~!?」 「お、まりさ!もうすぐ産まれるぞ!?」 そう言いながら少しだけ腰を浮かしてまりさの顔をれいむの方に向けさせると再び腰を下ろす。 れいむの「ゆっくりしていってね!」は恐らく「珍しい出産を見ても良いよ」と言うことだろう。 これも厚意を無駄にするわけにはいかないので頬杖を突いて、その様子を見守った。 「ゆっくりー・・・ゆっくりー・・・ゆっ!」 「ゆっくりー!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 「おお、これが赤ゆっくりなのか~」 すぽんっ!と勢いよく飛び出してきた小ぶりな饅頭がこてんと地面に落ち、転がってゆく。 やがて慣性が失われたところでゆっくりと底部を地に着けて、ぷるぷると小さな体を震わせながら立ち上がる。 れいむ種の彼女はクリッとした大きな瞳を開いてまりさと俺を見つけると、満面の笑みを浮かべた。 「ゆっくりしていってね!」 「さすがゆっくりだな。産まれてすぐでも『ゆっくりしていってね』か」 生まれたてながらも主の本能に則って、しっかりとした言葉遣いで初「ゆっくりしていってね」を済ませた子れいむ。 子ゆっくりを始めてみる俺は思わず彼女をそっと摘んで手のひらの上に乗せると、まじまじと観察をし始めた。 キラキラと輝く双眸でこちらを見つめながらぽよぽよと柔らかい体を動かしつつ、何度も俺にあの言葉を投げかけてくる。 「ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 「れいむ、ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりぃー・・・ゆっくりぃ~・・・!?」 そうして俺が子れいむと戯れている間もれいむとまりさはゆっくりしていってねを連呼していた。 もっとも、れいむの方は途中で2匹目を生む作業に入ったらしく、いささか苦痛交じりの声色だったが。 しかし、そこまで言われてはゆっくりしない訳にも行くまい。 「なあ、おちび? お前はどうゆっくりして欲しいんだ?」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりぃ~・・・!?」 俺の問いかけに首をかしげながら毎度の言葉を返した子れいむ。 こいつの大きさではまりさのように椅子には出来ないし、れいむのように出産シーンの披露というのも無理だろう。 そこまで考えて、不意にゆっくりが饅頭であることを思い出してしまった。 「お前・・・産まれたばっかなのにそこまで・・・」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりぃ~!?」「ゆっくりしていってね!」 そのゆっくりとしての氏名を全うせんとする子れいむの覚悟を前にして、俺は深く感動した。 そこまで言うのなら、その想いを無碍にするわけには行かない。 ゴクリとつばを飲み込み、すぅっと息を吸い込んでから、子れいむと目を合わせないように目を瞑ったまま彼女を口に含んだ。 「ゆっくりしていってね!ゆっくり!ゆっくりしていってね!」 「ゆゆっ!ゆっくりしていってね!?ゆっくりしていってね!?」 「ゆっくりー!ゆっくりしていってね!?」 直後、口の中から子れいむが俺にさあゆっくりしろと言わんばかりに「ゆっくりしていってね!」と声をかけてくる。 その光景を目の当たりにしたれいむもまた、我が子の晴れ姿に感涙しながら「ゆっくりしていってね!」を連呼する。 ただ、まりさはその様子伺うことが出来ない状況にあったためにれいむと比べると反応が薄く、なんとなく気の毒だ。 「まりさ、お前達の赤ちゃん・・・とても美味しかったよ」 「ゆゆっ!?ゆっくりー!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりー!あかちゃん、ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 俺がまりさの子どもがいかにゆっくりとしての責務を立派に果たしかを伝えると、俺の尻の下で歓喜のあまりにじたばたと暴れ始めた。 一方、れいむはそろそろ2匹目が産まれそうになっているらしく、一生懸命これから産まれるわが子にゆっくりのあり方を説いている。 数十秒後、新たにこの世界に生を受けた子まりさは姉のれいむと同様にゆっくりとしての使命と天命を全うした。 「ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 「おいおい、雨がやんだから仕方ないんだ。分かってくれよ・・・」 気がつけば雨が小降りになっていて、俺が穴ぐらを出ようとすると2匹は柔らかい体を摺り寄せてきた。 どうやらまだ俺と一緒にゆっくりしたいらしい。いじらしい奴らだ。 しかし、小降りになっている間に家に帰るためには急がなければならない。 「そうだ!まりさ、この帽子を傘代わりに借りて行くぞ?」 「ゆゆっ!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 「ほら、晴れてるときに返しに来るから!そしたらその時また一緒にゆっくりしよう、な?」 それでもなおも食い下がる2匹を少し乱暴に引っぺがし、俺は家路を急いだ。 それから数日後のある晴れた日、俺が帽子を返しに行くとまたしても熱烈な歓迎を受けた。 どうやら新たに子どもを産んだらしく、5匹ほどの以前のものよりも小さな子ゆっくりの姿があった。 彼女達もまたゆっくりとしての使命に殉じることを至福とするとてもゆっくりした連中ばかり。 「ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってねー!ゆっくりしていってねー!」 彼女達の願いを聞き届けて5匹とも食べ終えて家に帰ろうとする俺をまたもや引きとめようとする2匹。 今回はれいむのリボンを再開の約束の証として貰い受け、ゆっくりとした気分で家に帰った。 ---あとがき--- いまどき珍しい「ゆっくりしていってね!」しか言えないゆっくり。 このタイプは人間にとってはもっとも都合の良い存在かもしれませんね。 byゆっくりボールマン このSSに感想をつける
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ゆっくりしていってね!!! ゆつくりしていつてね【登録タグ:VOCALOID 今日犬 初音ミク 曲 曲ゆ 曲ゆつ】 曲情報 作詞:今日犬 作曲:今日犬 編曲:今日犬 唄:初音ミク ジャンル・作品:VOCALOID カラオケ動画情報 オフボーカルワイプあり コメント 名前 コメント